仕事を無理やり切り上げ、再度、「上村松園」展へ(やっぱり混んでた)。
この展覧会、前期と後期で一部展示物の入れ替えがあったのです。 後期の目玉が、「なにものにも犯されない、女性のうちにひそむ強い意志」を、静かなうちに凛として気品のある仕舞「序の舞」を通して描かれた、とされる絵、「序の舞」。 思ってたよりずっと大きい絵。鏑木清方が、明治以後の優れた美人画としてあげている絵の一つで、袖口からのぞく手の描き方一つをとってみても、画家の神経が隅々まで行きわたっていることが如実にわかる、と言われてます。 正直、「序の舞」の魅力は、私にはよく分からなかった。 それより、「人生の花」に込められた松園さんの思いや、1枚の絵が様々な事情を映し出す「花がたみ」、「待月」の凛とした女人の美しさ、「晩秋」の日々のつましい生活と帯結び、そして前期に出展されていた「焔」の凄みが素晴らしかったです。 この後、11月2日(火)〜12月12日(日)に京都国立近代美術館で「松園展」が見られるようなので、関西の方、ぜひー。
by cheeriot
| 2010-10-01 23:59
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