2014年 12月 04日 ( 3 )
出産記録 ~後編~
そうこうするうちに、回診で子宮口が9cmまで開いたことが判明。
12時には全開したので、隣の分娩室へ歩いて(!)移動し、そこで赤ちゃんが降りてくるのを待つことに。
ただ、この時点でも赤ちゃんはまだ下に降りてきておらず、あとどれくらいかかるのか分からないとのこと(先が見えないのも、陣痛が辛い理由の一つだと思う。ちなみに、後で知ったのだけど、普通は分娩室に入ってから2時間くらいかかるらしい。初産だと3時間なのだとか。良かったわ、この時点で知らなくて。知ってたら精神的に参ってたと思うもの)。
私的には“今すぐ終わってほしい”一心だったのだけど、赤ちゃんが早くに降りて来れば来るで、母体の出血が多くなりすぎて良くないらしく、お医者さんや助産師さん&その説明を受けていたダンナは、私が苦しんでいるのを知りながらも、「ゆっくりでいいからね」と思っていたそうです。

陣痛の波が来る度に頭の後方にいるダンナの手を握り締め(私の握る力があまりに強く、私の爪が刺さって出血してたらしい)、あまりの痛みに足を閉じようとするのを“それをすると赤ちゃんが下に降りてこないから”と助産師さん達に押し止められること数度。
“ここで頑張らないといつまでたってもこの苦しみから解放されない、早く終わらせよう”と私も意識を切り替えて頑張った結果、ついに助産師さんの「頭が見えてますよ」の声が聞こえ、お医者さんの「あと2回ぐらい(いきんだら産まれる)かな」の声が聞こえ、火の出るような痛みの後、待ちに待った「おぎゃー!」の声が!
分娩室に入ってから約1時間後の13:04のことでした。
(なんせ平日の正午なので、私の分娩室にはギャラリーがいっぱい!医者だの助産師だの看護師だのが10人位いました。必死過ぎてお産が終わるまで気にもならなかったけど)

産まれた瞬間、私は、“え?産まれたの?!はー、良かったー”と思いながらぼーっとなってたのだけど(産むときの痛みより陣痛の痛みの方がずーっと辛かった)、ダンナは感動のあまりボロボロ泣いてたらしい。
立ち会ってもらって本当に良かった。
夫婦の形によって色々あると思うけど、私は彼がいてくれてとても心強かったし、あの状況を共有してもらえて良かったです。

赤ちゃんはその後、私とダンナが抱っこしたうえで、色々チェックや処置をしてもらいます。
私も後産や自然に裂けた会陰の縫合など処置をしてもらいながら(あの陣痛の苦しみの後ではこれらの処置はなんてこともない。胎盤が食べれそうなぐらい綺麗なのには驚いたけど)、ただただ脱力…(疲労困憊…)。

そのまま分娩台で遅めのランチを食べながら様子見すること2時間ちょっと。
※出産で一気に4kgぐらい体重が落ちるので、ここで食事をちゃんと食べておかないと後で立ち上がれなくなる、という説明を事前に受けている。

結局、2時間後、お手洗いに行き、そこで貧血で倒れそうになったので、車椅子で病室まで移動;
そして初めての授乳。
ついさっきまで私のお腹の中にいたのに、今、自分の腕の中に赤ちゃんがいるのがとても不思議な気分。
&既に母乳が出ている自分にもびっくり(産まれる前は、何故か、出ない心配ばかりしていた)。
人体ってすごいねぇ。

ダンナは一旦自宅に帰り、色々な用事を済ませた上で、祝賀ケーキを買ってきてくれた。
助産師さんから、“明日からしばらく甘いものが食べられなくなるので、食べるとしたら今日が最後”、というアドバイスを頂いていたので、とても嬉しい。
もちろん子育てはこれからがスタートなのだけど、今晩ぐらいは、まずは無事産まれてきてくれたこと&無事産めたことのお祝い&妊娠したときからこれまで頑張った我々の慰労を3人でしないとね!

それにしても。
10時間ちょっとのお産ですらこんなに苦しく、「第二子を産むことがあったら次は絶対、無痛分娩にする!こんな辛いのはもうヤだ!!」と思ったのに、世間的には「超安産」に区分される。
じゃぁ難産の人の苦しみって一体…?(怖)&昔の人はよく多産に耐えられたなぁ…とつくづく頭が下がります。
(江戸時代の珠姫なんて9年間で8人産んでるし、カトリーヌ・ド・メディシスも12年間で10人産んでる。私の曾祖母も6人も産んでる!あり得んわ!!)
そんなことをつらつら思いながら19:30頃、就寝。
さすがにAM2時頃に目は覚めたけど、出産初日にしては結構眠れた方なのではないかと。
 ※私の産んだ病院では、赤ちゃんは同室でも別室でもどちらでもOKだったのだけど、出産当日の夜は、赤ちゃんを新生児室に預けてゆっくり休むことを推奨してたの。おかげで助かりました。昨夜、結局、一睡もしてなかったので。
d0021590_11272073.jpg

[PR]
by cheeriot | 2014-12-04 23:59 | BABY
出産記録 ~前編~
1時の就寝時に少しお腹がおかしいように感じたけど、陣痛とまでは断言できなかった(初めてだし、陣痛がどんなものなのかよく分からなかった)ので布団に入る。が、やっぱり何かおかしい。
3時頃、ダンナも起床し、一昨日ダウンロードした「陣痛時計」なるアプリで痛い時間を計り始めたところ、4時半ごろまでに、7分おきに痛みが来ていることが判明。これが陣痛かねぇ?ということで、4:45に病院に電話してみる(まだ私にも余裕あり)。
「ご自宅も近いので、もう少し様子を見ましょう。1時間後にまたお電話ください」と言われ、さらに1時間。5時45に再度TELをすると、今度は「では病院に来てください。あ、朝ごはんを自宅で食べて来るか、食べるものを持って来てくるように」とのこと。
昨日これあるに備えて作っておいた“おにぎり”を食べている途中に陣痛の波が来、冷や汗をかく。う、これが陣痛ね、間違いない。

登録してあったマタニティタクシーの会社にもTELし、結局6:30頃に病院へ到着(遠回りだったので、10分程度かかった。歩いてもそれぐらいなんだけど;)。が、taxiを降りたときにちょうどまた陣痛の波が来て、その場にうずくまり、車椅子で病棟へ運んでもらう。

早速、助産師さんとお医者さんに診てもらったところ、子宮口の開きはまだ3cmで、前回の健診時から変わっていないことが判明。ダンナには、「これからモニターで陣痛の強さを見てみるけど、今の感じでは早くて13時頃かな」との話があったらしい。
このモニターというのがすごくて、それを付けると、陣痛の波、強さを目視できるようになります。
出産時で大体60~70の強さ、今の私のレベルだと通常はMax30位らしいのだけど、この時点で既に40強。ダンナにそばにいてもらって、その後はひたすら陣痛との戦い。この頃は苦しいけど、まだ音楽を聞きながら、何とか耐えられるレベル。

そうこうするうちに、子宮口は6~7cmくらいに開き、陣痛の強さも50を超える。
ただ、私の場合、(珍しいケースだと思うのだけど、)子宮口が早くに開きすぎてて、赤ちゃんが下に降りてくるスピードが追い付いておらず、まだ時間がかかるとのこと。
※赤ちゃんは、陣痛のたびに回転しながら少しずつ行ったり戻ったりしながら、下の方に降りてくるらしい。

助産師さんの助言で、陣痛をさらに促進するために10時~、お風呂に入ることに(この状態でお風呂に入るというのが普通なら信じられないけど、この状態が長引くのも辛いので“仰せのままに”の心境)。
が、その直前、破水していることが判明。ばい菌が入るといけないので、お風呂は取り止めに。

この頃からめちゃくちゃ辛くなって、余裕はゼロに。
私的には、四つん這いになると苦しさが多少和らいだのだけど、そうしていたところ、お医者さんやら看護師さんやら助産師さんやらが4,5人来て、「cheeriotさん、その体勢、すぐに止めて!赤ちゃんが呼吸できなくて苦しんでる」と言われ(確かにモニターを見ると、赤ちゃんの心音が弱くなってた)、「緊急帝王切開になる可能性があるので、以後、飲食禁止」となり、点滴(?)開始。
私は、あまりの陣痛の辛さに、正直、帝王切開になるならなるでいいやー、それより早く終わってほしい、という心境だったのだけど、帝王切開だとダンナが出産に立ち会えなくなるそうで、彼は「帝王切開にならないよう」祈ってたらしい。

その後はもう辛いのなんのって。この辛さがいつまで続くか分からないうえに、私は呼吸が辛くなると、大学時代にやったパニック症もどきが再発するようで(去年、ペルーのクスコ(高地)でも同じような症状が出た)、今回も大変でした;

~後編に続く~
[PR]
by cheeriot | 2014-12-04 23:58 | BABY
無事、生まれました!
本日13:04に、無事、身長51cm、体重2974gの男の子を出産することができました!
本人的にはだいぶ辛かったですが、超安産とのことです。
おかげさまで、多分、母子ともに健康です♫
取り急ぎ。
[PR]
by cheeriot | 2014-12-04 16:54 | BABY



興奮のあまり、ただいまタイトル変更中
by cheeriot
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31