2年ぶりの仙台訪問
d0021590_1015065.jpg毎年お盆に仙台に帰省してくれる叔父夫婦が、今年は事情で帰省出来なかったので、ウチで一番行動の自由が効く私が親族代表で仙台に祖父母の様子を見に行く&たった一人で祖父の世話をしている祖母のガス抜きをしに行くことになった。
 仙台に来るのは2年ぶり。祖父母に会うのも前回の訪問以来である。









d0021590_10151467.jpg二年という歳月は長い。
 祖父は、前回は、――5分後に全て忘れるとはいえ――、一応会話が成立したのだが、今回はもう会話を成立させることは9割方無理になった。
 例えば、「シソの葉を10枚、庭で摘んできて!」と頼んでも、モップを持って庭に行き、雑草を抜き始める。
 また、入れ歯を入れるのを嫌がるため、言葉が判別不可能になった(なぜか、固いものは食べれる。eg:たけのこ)。
 前回は、15分おきに私が勉強してる所に来て、「どなた?いつ来たの?何してるの?寒くないか?」等と話しては、ニコーッと笑って立ち去る、その笑顔が見たくて、私は祖父が遊びに来るのを結構楽しみにしてたのだが、今回は、行動は同じでも、滅多に笑顔を見れなくなった。
 それでも時々言葉が通じて嬉しくなる。特に、世界陸上を見てると、「すごいねぇ」「大きいねぇ」といった単純な会話は出来るので、大阪にいたらきっと見ることはなかっただろうこの番組を私は仙台で夕食を食べながらちょこちょこ見ていた。

祖母は、というと、こちらも物忘れがひどくなっていて、二日連続、夕食のおかずにまぐろの刺身を買って来たり(それは小学生の頃の私の一番の好物だった)、朝ごはんの度に、私に卵ご飯を食べるよう勧め、3日目に断ると、私が根負けして「食べる」というまで、5分おきに3度、卵を勧められたりする(卵の栄養価を信じている)。
 でも祖母が近所の老婦人達とやってる井戸端会議を何とはなしに聞いてると、全く同じやりとりを、一度の会議で3回は繰り返してるのに、互いに違和感なく会話が成立してるようなので、それはそれでいいのかもしれない。
それでも祖母は、足腰がまだ達者で、毎日朝・晩ご飯を自分できちんと作り、洗濯その他の家事を一人でこなしている。
また、冒頭のような状態の祖父を、半ばイライラしながらもよく世話していると思う。

 近所の人たちも、毎日、何かと理由をつけては祖父母の様子を見に来てくれている。
例えば、園芸好きの真向かいのおばあさんは、翌日、花が咲きそうな鉢を持ってきてくれたり、水撒きをしにきてくれる。遠く離れた私達にとってはとてもありがたい
 皆、リタイアしてて時間があるからとはいえ、大阪の私の生活では考えられない生活のリズムがここにはある。

祖母は、私が祖母と一緒に食事の用意や家事をすることを許さない。
初日に隙を見て夕食を作ったら、その後は、私の行動をずっと注視し、私が動く前に自分が動くよう心がけてるのがよく伝わってきたので、隙を見るのは止め、声をかけてから動くことにした。
祖母がそんな風なのは、私が仙台にいる間、勉強だけに専念できたら、私がその環境を気に入って、もっと長い間仙台にいてくれるのではないか、という期待を持ってるからだ。
自分で決めてこんな生活をしているからとはいえ、ちょっとやりきれない。
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by cheeriot | 2007-08-26 23:59 | TRAVEL
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