祖父母 その2
私が縁側でお勉強してると、時々祖父が遊びに来てくれます。
庭伝いに遊びに来たり、部屋伝いに来たり。
いつも言うことは、「寒くないか?」「暗くないの?」「なーにしてんの?」「ご飯食べたか?」「お茶飲むか?」
なんだけど、毎回祖母に「ジャマしないの!」と怒られ、でも去り際に、嬉しそうににこーっと笑って行くの。
これがまたとってもいい笑顔なんだな。
  
明日、私がいなくなったら、祖父はもう私が来てたことを思い出せないと思う。
でもなんとなく誰かがいない気がしてきっと家中探してくれるはず。
いきなりいなくなってごめんね。 
 
さっき祖父が祖母に向かって「俺が死んだらお前はどうするんだ?」と聞いてた。
祖父はそんな話をしたことなど、すぐ忘れてしまうから祖母は「なんとでもするわよ」としか答えない。
そんな祖母に対して祖父は、「同世代に元気なヤツはまだいっぱいいるから、そういう人と一緒になりなさい」と言った。
後日東京で伯父夫婦にこの話をした時、彼らは祖父そんな話をしているところを聞いたことがないと言ってたから、私が縁側で聞いてたそれが、祖母にとって日常だったのか、それともぐっとくるものだったのか、私には分からない。
でもなんというか、切ない言葉だな、と思うのよ。
 
昨日雨の銀山温泉で、祖父は祖母が濡れないよう、二人並んで通れない道では、祖母に傘をかけ、自分は傘なしで歩く等、1本しかない傘のさし方に気を付けていた。
記憶もないのにそういう自然な気遣いが出来るぐらい二人はいい時間を沢山一緒に過ごせてきたのかな。 
    
しっかし現実問題として、祖母が倒れてしまったら祖父はきっと救急車を呼べないよなぁ…。
うーん。。。
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by cheeriot | 2005-09-06 23:59 | TRAVEL
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