新たなる犠牲者
ローで数少ない、私より年上の女性の友人がこころを病んで、今日、休学届を出しました。
彼女も仕事を辞めてローに入り、去年初めて法律を勉強した人なの。
これで3人目。
他人事ちゃいます;

今まで色々な人に会ったし、自分自身も苦しんだことがあるから思うのだけど、人のこころを壊すことは案外簡単だと思う。
自分には存在意義がないのではないかと、薄々思ってる人に、その人にとって大事な人が「あなたには価値がない」といった類の言葉をかければ、それで済むから。
もちろんこんなストレートな言葉である必要はなく、その人が正常な時なら「何言ってるの?」と流すだろう程度の言葉で足りると思うのよ。

仕事やボランティア等で社会との関わりがある時や、守るべき人がいる時、人は自分の存在意義云々をあまり感じずに済むだろうし、たとえ感じても、そんな不毛な考えに長期間拘泥されずに済むやん。

だから定年退職や、寿退社、金銭的事情、環境(ex:ダンナの転勤に付き合って地方に行った結果、友人が周りにいない)等の事情で社会との接点が途切れてから、少したった時があぶないんだと思う。そして自分を客観的に見ちゃう人ほど危ない。
なんせ、浮上するきっかけがないから、タチが悪い。いくらでも考える時間はあってしまうし。

こんな時に、親兄弟以外に、周囲にその人を思ってくれ、マメに遊びに連れ出してくれるような人が2人いれば(1人だとその人が疲れちゃうから)、そして本人が素直になれたら救われるんだけど、逆に、「私に気を遣って誘ってくれてるんだわ、申し訳ない」という思考にいってしまうとさらに傷が深くなっちゃうのよね;
そしてそれこそがこの病のこの病たるゆえんなのだけど。

この友人は去年の後半からずっと立ち直るきっかけを掴めなかったの。
彼女にとって私は、「過去に社会経験のある、自分より年下で、かつ自分を気にかけてくれる人がいる人」で、「法律面についても後ろ盾がいる人」だった。私の言葉は彼女には、「私より恵まれてる人に私の何が分かるのよ」としか聞こえなかったんだと思う。客観的なものさしを全て肯定してしまうのも、この病の特徴だから、これまた仕方がないことなのだけど。

そして彼女は疲れきってしまった。

司法浪人生に自殺者が多いのは、自分の存在意義を見出せず、ずっと社交生活を絶ってひたすら勉強しているので、いざ、自分が袋小路にはまった時にヘルプを求める相手がいないことから、孤独を実感してしまうことにあるんじゃないか、と私は思います。
不器用なのよね、きっと。

私も気をつけなくちゃ。
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by cheeriot | 2005-06-20 23:59 | SCHOOL
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